熊本大学病院医療情報経営企画部の石井正将講師、中村太志教授および熊本大学大学院生命科学研究部循環器内科学の辻田賢一教授らの研究グループは、国内最大級の心血管疾患データベース「JROAD-DPC」を活用し、約27万人のデータを対象に解析を行いました。本研究は、大気汚染物質であるPM2.5の曝露による急性心筋梗塞(AMI)の発症のリスクが、新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミックによる劇的な行動変容によってどのように変化したかを検証したものです。その結果、パンデミック以降、PM2.5に関連する心筋梗塞の発症リスク、特に「血管が詰まらないタイプ(MINOCA)」において有意な低下が認められました。