image: New Director General:Tadashi Isa, PhD.
Credit: Tadashi ISA
伊佐所長は、1996年から2015年まで生理学研究所の教授として、運動制御や意思決定などについて、分子生物学的手法を用いて霊長類の脳のシステムを解明する研究を進めてきた。数々の重要な研究の功績として、塚原仲晃記念賞や文部科学大臣表彰などを受賞している。その後、京都大学大学院医学系研究科、教授に着任し、2022年からは京都大学大学院医学研究科研究科長として、その統率力を認められてきた。
伊佐所長は「若い頃お世話になった生理学研究所に、所長として戻って参ることになりました。生理学研究所はまさしく自分を育ててくれた場所で、その更なる発展に所長として貢献できることは大変幸せなことです。私は生理学研究所を、若い研究者が失敗を恐れず、試行錯誤を行いながら自分のサイエンスを確立していく場所にしていきたいと考えています。これまでも多くの先輩達が、生理学研究所でその後の大きな飛躍のきっかけを掴まれています。こうすることで、生理学研究所がCenter of excellenceとして、真に、独創的な研究に満ち溢れた研究所として発展していくことを目指します。また、トップレベルの研究と共同利用研究という両輪をバランスよく回転させ、日本の生理学、神経科学領域の研究を世界最先端にしていきたいと思います。」と語る。
生理学研究所について
大学共同利用機関法人自然科学研究機構 生理学研究所は、1977年に創立された、人体基礎生理学研究・教育のための大学共同利用機関です。“人体の生命活動 − 特に脳の働き − の総合的な解明”と、そのための“国際的研究者の育成”を究極の目標としています。生理学研究所は「ヒトのからだと脳の働きを大学と共同して研究し、そのための研究者を育成している研究所」として、最先端の研究技術や最高度の研究機器を開発するとともに、それらを共同利用研究のために提供しています