News Release

トサカを持つスピノサウルスの化石は水生であったが、テチス海から1,000キロの内陸に生息していた

Summary author: Becky Ham

Peer-Reviewed Publication

American Association for the Advancement of Science (AAAS)

Paul Serenoらがニジェール北部で発見した新しいスピノサウルス(Spinosaurus)種は、その近縁種と同様に浅瀬を歩き回って魚を捕る捕食者であったようだが、生息していたのはテチス海から1,000キロも内陸であった。Serenoらによると、その化石発見はこの大型魚食性恐竜群が進化の第3段階にあることを示していると考えられるという。新種であるSpinosaurus mirabilisは、サハラ中央部、Sirig Taghat(地元のベルベル語であるタマシェク語で「水もなければ、ヤギもいない」を意味する)の近くで発見され、1億~9,500万年前に長い首を持つ恐竜と共に水辺の生息環境で生息していた。Serenoらは、スピノザウルスの進化には3つの段階があったとしている。第1段階はジュラ紀に始まり、爬虫類はこの時期に魚を捕獲するための長い頭蓋を進化させた。第2段階は白亜紀初期で、テチス海沿岸全域に捕食者として拡散した。第3段階では、S. mirabilisのようなスピノサウルスがアフリカ北部と南アメリカで浅水域の捕食者として特化した。S. mirabilisの大きさと骨格形態はSpinosaurus aegyptiacusと似ていたが、三日月刀のような独自の形をした骨性のトサカを持ち、それを移動や狩猟ではなく視覚的ディスプレイとして使用していたと考えられる。


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